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フランクフリップ!!
プログレ中心の音楽ブログ
『Omega』 Asia
Omega_Asia.jpgタイトル:Omega
アーティスト:Asia
オリジナル盤発売年:2010
ジャンル:ロック

また出ました、Asiaの新譜。
なんだか頑張ってますね。
また来日するようですし。
私はもう見に行かないですけど。

ウェットンさんは心臓手術のおかげか、だいぶ減量して、とりあえずは“ウェッ豚”返上です。
ハウさんは、あまりにも痩せこけて老いさらばえた姿が、もはや余命幾ばくもなく、といった風情なので、ツアーで無理をすると客死でもしちゃわないかと心配です。
パーマーさんも心臓に病気があるようだし、みなさん健康面が心配ですが、無理をせずに頑張って頂きたい。

このアルバムですが、日本版の解説を読むと、やたら誉めてる。
素晴らしい出来で、本人達も興奮しているとのことです。
でも、まあ、言う程じゃないです。
相変わらずのクサくて安い感じに満ちてるし(それがエイジアらしさとして評価を上げるというなら話は別だけど)。
いくらかハウさんのギターが頑張ってるかなあという感じはしますが、やっぱりファーストには遠く及ばない。
まだあんまり聴いてないのでなんとも言えないけど、前作の『Phoenix』よりはいいような気がします。
いや、どっこいどっこいかな。
私が最悪の評価をしているセカンドの『Alpha』よりはよっぽどいい。

ギリシャ文字の最初の『Alpha』がセカンドだったので、『Omega』がギリシャ文字の最後だからといって、これが最後のアルバムって事じゃないそうです。
『Asia』で始まったから、最後は『Europe』あたりで締めるのかな。
という適当な憶測はたぶん当たりません。

カヴァー・アート・ワークはいつものロジャー・ディーンさんだけど、いよいよ彼もCGに走っちゃったのか、なんだか面白みのないイラストです。

「ジャケットがダメなアルバムに傑作はない」

というセオリー(私が勝手に思ってるだけかも知れないけど)からすると、大したことはないはずです。
ちなみにその逆、「ジャケットが良いアルバムは傑作」なんて法則は特にありません。

ところで、去年は、UKの30周年ステージがあったり、クリムゾンの『Red』のリミックス企画の集いがあったりで、ウェットンさんは楽しい同窓会を行っていたそうです。
で、そのあたりの解説を書いてる矢口清治さんって方、“ビル・ブルフォード”と、最近の傾向通りちゃんと表記しているくせに、“御大ロバート・フィリップ”というのはあまりにも頂けない。
プログレ解説者として失格です。
あんまりです。
ユーザーレビューなんかで素人の方が“フィリップ”と間違うのはまあ許すとしても、こういう公式の解説でそんな間違いをすると、またそれに倣っちゃう人が出ちゃうんですから、気をつけてもらわなきゃいけません。
“フリップ”ですよ“フリップ”。
“テロップ”じゃなくて”フリップ"。
ついでに言えば、“シュミレーション”じゃなくて“シミュレーション”です。

言葉は“ふいんき”で間違った使い方をしないようにしましょう!


コメント
この記事へのコメント
プロデュースは外部に任せましょう
 さして期待もせずに国内盤を買ったアタシは、一聴目から気に入ってしまい、以来、ヘヴィローテイション続行中です。

 「相変わらずのクサくて安い感じ」も健在です。確かに前作のように鼻に付くときもありますが、その「クサさ」やダサさが“サマ”になっているときとそうでないときとでは、私個人にはASIAのアルバム評価に大きな影響を与えます。だからなのかな、私には前作よりも今回の方が聴けるナンバーが多くなりました。

 ASIAって結局はJohn Wettonのバンドなんでしょうね。そこにDownesの地味~ぃなプレイが彩りを添えている構図なのでしょうか。ついでにHoweもソロプロジェクトを作ると、キョーレツにダサいので、これらが一体化されたASIAというのはとりとめもなくクサくダサいサウンドが凝縮されます。

 それがセルフプロデュースされちゃうと、アタリハズレの振幅が劇的に大きくなるのかもしれません。よって、Omegaがちゃんとまとまって聴こえるのは、今回、プロデュースを務めたMike Paxmanのおかげなのかな。「できない」ことを自覚しないまま自らアルバムをプロデュースしてコケて行くグループは山ほどありますからね。思えば、YesのThe Ladder(1999年)もフェアバーンの手によってそれまでにないカラフルな作品に仕上がったのでした(思ったほど売れなかったのは不幸でしたが)。

 ってことで、ここ1-2年、お気に入りのアーティストが根暗~~~ぁなアルバム(Gabrielら)ばかりを作っていて、さすがに私も幻滅し始めていた矢先にASIAのOmega。いんやあ、やっぱりASIAはこの路線ね、もう一段、突き抜けてくれていいよーなんて思っている私も相当におめでたいプログレリスナーなのかもしれません。

 蛇足ながら、ロジャーディーンなのに手抜きとしか思えない今作のジャケットは最悪です。それとライナーノーツは1回だけ読んだ気もしますが、なんで、ちゃんとデータや資料を提示して参考資料にさせてくれないんだろう、と脱力しています。ジャケットの手抜き加減と、ライナーのサマにならないクサさが、このアルバムの足を引っ張っていますな。ま、どーでもいいことだけど。
2010/04/30 (金) 08:55:03 | URL | おぢ・Squire #NdmLPGjA[ 編集]
Re: プロデュースは外部に任せましょう
どうも。
私は前作と今作にさほどの違いを感じないので、プロデュース云々はなんともわかりませんが(傑作のファーストと駄作の『アルファ』が同じプロデューサーだし)、ジャケットがヒドイって事は強く思います。
イエスの『ラダー』はよかったですね。全く期待しないで買ったけれど、あれは意外なもうけものでした。
ライナーの内容についてはほとんど記憶にないですが、それはやっぱり『フィリップ』ばかりが気になってのことです。
クサさ、ダサさについてのご意見に賛同いたしますが、もう一つ抜けていることには、パーマーさんもダサさには定評のある人ですから、そりゃもうエイジアは鉄壁のダサバンドなんです。
そりゃ、間違いない。
2010/05/01 (土) 00:20:43 | URL | 鬼山拳 #-[ 編集]
前作よりは良いですね
ジャケットデザインの醜悪さにはビックリしましたが、中身は前作よりも良いですね。
(ジャケットデザインなら『アルファ』ですよね)

前作に比べてキーボードの80年代バブルアイドルチラリン音が無くなっていますし、何よりもご本人たちがプログレを忘れているのが素晴らしいじゃありませんか。
中途半端なプログレ的ドラマを聴かせるよりも、すっきりとさわやかポップスを演ってくれた方が、気持ちよく聴けるというものです。
エイジアは、オジサンたちの楽しいポップバンドなのです(皮肉ではありません)。
そう思って聴くと、結構な出来だと感心しました。
2010/05/06 (木) 22:32:31 | URL | のなとし #dLZlopLo[ 編集]
Re: 前作よりは良いですね
どうも。
醜悪とはあまりな言い方だと思いますが、ちょっと手抜きが過ぎてますね。
プログレを忘れてるとは素敵な表現です。
でも、まあ、彼らなりにプログレだと思いますけど。
ポップは分かりますが、すっきりでもさわやかでもない気がします。
ダサポップ。
私の個人的感想から言うと、プログレを含みつつ爽やかな良いポップだったのは、後期ジェネシスとスーパートランプだと思います。
彼らの美学が完成されていたと思いますよ。
決してダサくないし、駄作無いし。
無理なく、押しつけがましくなく、個性を自然に表現しきっていたなあと。
残念ながらエイジアは、ネタもないのに「俺たちのプログレポップ」をゴリ押ししているような、そんな印象で、ちょっと疲れちゃいますかねえ。
なんにしても、琴線に触れる深みに欠けます。
まあ、あのメンツだから。
ファーストはなにかの幸運な間違いだったんだなあ、なんて思います。
2010/05/06 (木) 23:41:20 | URL | 鬼山拳 #-[ 編集]
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